老人ホームでは様々なボランティア活動が行われますが、催される内容に関しては全てが成功裏に終わるといったケースばかりではないようです。特にボランティア活動を始めて行う団体やグループの場合には、入所者に対してどのように接したら良いのかその方法がなかなかつかめずに苦労する場合も多いようです。
1回限りで終わってしまうボランティア活動ではこうした入所者とのコミュニケーションの問題が特に顕著となります。老人ホームにおけるボランティア活動では決して活動を行う側の独りよがりに終わってしまっては意味が無いばかりか入所者の不信感さえ買ってしまうことがあります。
老人ホームでボランティア活動を行う場合には、なるべく季節ごとなどに連続して行うことで入所者たちとのコミュニケーションもうまくとれるようになってくることがあります。季節ごとのイベントとしては、お正月、ひな祭り、七夕、お盆、お月見、クリスマスなどでイベントがよく行われています。
何年間も施設で暮らしているような老人ホームの入所者にとっては、こうした季節の折々に訪ねてもらえることは、生活の上でのメリハリを付けることができるため非常に歓迎されます。
こうした老人ホームでのボランティア活動では、なるべく誰がボランティアのスタッフであるのかを分かりやすくする工夫なども大切です。ある学生を主体としたボランティアグループでは、ボランティアスタッフが同じ色のエプロンを身に着けることで分かりやすいように工夫した結果、老人ホームの入所者からすぐに覚えられて非常に好評を博したなどといった報告もなされています。